ACADEMY
アカデミーについて
指導哲学
1)徹底的な育成モデルの追及
「最も重要なことは細部の質である。」
これは元アーセナルの監督、アーセン・ヴェンゲル氏が育成について答えたものです。
プロの世界においては試合に勝つという”勝ち”を全てとしています。一方で育成年代では選手の”価値”を高めることを重視します。
昨今、日本において欧州のビッグクラブの育成年代が大会に参加することも多くなりましたが、小学生から高校生まで日本のチームが欧州のビッグクラブを倒すことは珍しいことではありません。
試合前にアーセナルのスタッフと話した際、「日本のクラブに負けることは問題ではない。私たちはこの選手達を育てることに関心がある。勝つことを教える時期ではないからね。」と笑顔で言われたことを覚えています。
偶然のゴールも勝ちには繋がります。
大きな選手を集めて危険の少ないスタイルでプレーすれば勝つ確率を高めることもできます。
しかし本質は細部の質を学び、あらゆるプレーの成功率を高めることだと私たちは考えております。
2)育成型のプレーモデルの徹底
欧州プロアカデミーの多くは、育成年代では「ボールを繋ぎ相手を崩すスタイル」を採用しています。
それはバルセロナやアーセナル等、アカデミーからトップチームまで同様のスタイルのチームに限った話ではなく、カウンター思考のチームにおいても同様です。
なぜなら、プロは勝つための戦術がすべてとなりますが、育成年代では「育てるための戦術」を重要視しているからです。
この「ボールを繋ぎ相手を崩すスタイル」は、たとえ最終ラインであっても例外ではありません。最終ラインからボールを繋ぐことは失点のリスクを背負います。ゴールキーパーも含め、勝つためにロングボールを蹴る方が合理的ですが、それでは高校年代以降も十分な技術や判断力を身に着けることができません。
大きい、身体が動くということでトップレベルまで進める選手は本当に一握りです。
私たちは徹底してボールを繋ぎ、技術と判断力を用いてプレ ーすることで個々の成⾧を生み出すプレーモデルを徹底しています。
3)発達段階の差異ではなく本物の才能を育成
4月生まれと 3 月生まれではほぼ 1 年の差がありますが、一般的なスクールなどでは同級生として同等のプレー強度を要求されます。
小柄な選手や発達が遅い選手は、完璧な判断で相手を外したとしても一瞬で大柄な選手に潰されてしまうかもしれません。
そしてそれは才能の差であるかのように映ります。
私たちは発達段階の差異と生まれ月をセレクション段階から4つのカテゴリーに分けて獲得しています。
18 歳になった時にどのレベルでプレーが 出来るかを大切にしておりますので、速くて大きい選手でもスピードやフィジカルで誤魔化すことを容認しません。
実際に、ジュニア年代で苦労していた選手がジュニアユースに入ると1学年上の大会でも余裕をもってプレーできるようになることも多く、ジュニア年代でトップレベルのプレーヤーではなかった選手たちが全国区の高校やJリーグに進学しています。
4)徹底的な技術指導
ボールを止める・蹴る・運ぶといった基本技術について、身体の構造から導き出された効率的な方法を伝えていきます。
効率的な技術は習得難易度自体が低く、クラブの哲学である細部の質を理解する上で非常に重要な要素となります。
多くの高校年代指導者から全国レベルで戦える技術や判断力を持っている選手が本当に少ないという言葉を耳にします。
高校年代で全国レベルの戦いをする。あるいは海外でプレーする際に、監督の指示に沿って正確に蹴れなければそこがその選手の終着点となってしまうという現実があります。
目先の勝利を目的とした場合には、プレスの強度を上げることも大切ですが、私たちは選手1人1人の将来のために確実な技術習得に重きをおいております。
5)脳科学から育成する判断力・思考力
判断とは選択です。
フットボールにおける判断力・思考力を養うためには、フットボールの原則を学習し、判断基準に沿って選択することの積み重ねが重要です。
例えば、パスコースに入るというテーマも”パスラインがあること”だけならば、かなり広範囲が正解のポジショニングになります。
しかし、”次のパスコースがあること” さらに”逆サイドに蹴れる場所”等、判断基準を複数もつことで、正解とされる範囲は狭まり、より精度の高い判断を行うことができます。
この原則を丁寧に学ぶことで、選手は判断精度を高めることが出来ます。
そのため、戦術トレーニングの際には単純に指示を行うのではなく、一定の範囲の中で選手が思考し実行することできるようにすることで、選手の判断力・思考力を高めていくようトレーニングを行います。
6)専門的なフィジカルトレーニング
ジュニア年代ではバランスやコーディネーション能力を高めるためのプログラムを実施しています。
神経系の発達も、フットボールにおける体力を司るエネルギーシステムの構築も専門的なカリキュラムで育成していきます。
具体的には、GPS 機器や心拍計などを用いて個々のレベルに合わせた負荷設定を行っております。
また数多くの日本代表選手をクライアントに持つトレーナーが受傷時の対応だけでなく、受傷防止の観点からコーチングスタッフと連携を取り個別の対応をしております。
7)科学的なアプローチ
フットボールのトレーニング理論はアーセナルやミランで使用されているものをアーセナル公認指導者の資格を持つコーチ陣が指導しますが、それ以外にも脳科学や心理学、生理学など多くの科学的な根拠をもって指導することを重視しています。
コーチが言っていることが正しいではなく”なぜ”を選手が理解することに重きをおいております。
判断・体力・メンタルなど、日常的に使う言葉でもフットボールにおける定義を理解して正しくトレーニングをしなければ効果的な成⾧は見込めません。
GPS や心拍計、 AI カメラやデータ解析等を導入する理由もそこにあります。
問題を明確にし、その改善方法を論理的にサポートすることが重要であると考えております。
ロゴに込めた想い
クラブロゴは日本オオカミの力強い咆哮と群れで狩りをする習性をクラブの創造的で組織的なサッカーというスローガンと重ねています。
光の差す階段は輝く未来へのステップという育成型クラブの哲学を表現しています。
クラブロゴの制作は、avex や LDH のデザインを担当したデザイナーの Ta9 さんによって制作されました。
活動スケジュール
ジュニアユースチーム
月 | 19:00-21:00 |
---|---|
火 | - |
水 | 19:00-21:00 |
木 | - |
金 | 19:00-21:00 |
土日 | 試合、練習など |
・活動場所:大沢グラウンド、大沢フットサルコート、三鷹1中学校、三鷹2中学校、三鷹6中学校
※時期によって練習回数をコントロールします。
※三鷹市内の中学校の施設使用を優先して活動していきます。
ジュニアチーム
U-12(6年生)
月 | - |
---|---|
火 | 17:00-19:00 |
水 | - |
木 | - |
金 | 17:00-19:00 |
土日 | 試合、練習など |
ジュニアチーム
U-10・11(4・5年生)
月 | 17:00-19:00 |
---|---|
火 | - |
水 | - |
木 | 17:00-19:00 |
金 | - |
土日 | 試合、練習など |
・活動場所:大沢グラウンド、大沢フットサルコート、三鷹1中学校、三鷹2中学校、三鷹6中学校
※時期によって練習回数をコントロールします。
※三鷹市内の中学校の施設使用を優先して活動していきます。
スクール
U-10(3・4年生)
月 | - |
---|---|
火 | 16:00-17:00 |
水 | - |
木 | 16:00-17:00 |
金 | - |
土日 | - |
スクール
U-8(1・2年生)
月 | - |
---|---|
火 | 15:00-16:00 |
水 | - |
木 | 15:00-16:00 |
金 | - |
土日 | - |
・活動場所:三鷹大沢グラウンドフットサルピッチ
※火曜日コース、木曜日コース共に月に3回実施予定となります。(夏休み等は活動なし)